2022年 谷戸の風
谷戸の風にのって2020年
ブルーな鎌倉2022年に執筆する。
「谷戸の風」で出会ったフルート奏者 吉川久子さん
吉川久子さんの曲から知る鎌倉の旋律
久しぶりに吉川久子さんの奏でるフルートの音色を聴いた。もしも吉川さんの曲を聴かなければあまり興味を持つこともなかったかも、知れない鎌倉の旋律
腰越状と谷戸の風
吉川さんと出会い「太平記」を学び。
静御前と源義経を学びました。
2022年は鎌倉殿13人の大河ドラマにハマる。
腰越にある満福寺
鎌倉観光の一つにもなっている満福寺
「鎌倉殿の13人」のドラマでも登場する源頼朝の弟義経縁の地
「鎌倉殿13人」
2022年 NHKの大河ドラマ
1月9日スタート
日曜日 20:00
北条義時を演じるのは俳優の小栗旬
主なキャスト
北条政子 小池栄子
北条宗時 片岡愛之助
平清盛 松平健
平宗盛 小泉孝太郎
源頼朝 大泉洋
源義経 菅田将輝
弁慶 佳久創
静御前 石橋静河
里 三浦透子
藤原秀衛 田中泯
藤原国衞 平山祐介
藤原泰衞 山本浩司
鎌倉殿
鎌倉幕府将軍のこと。源頼朝の天下取りは13人の家臣が支えた。頼朝の絶頂期の時に謎の死遂げた後、13人の中で最も若かった北条政子の弟、北条義時が権利力を手中にする。
第18話 壇ノ浦の戦い5月1日
第19話 果たせぬ凱旋 5月15日
第20話 5月22 日放送を見る
腰越状
https://www.youtube.com/watch?v=c5DyWm3kY50
ロケ地 腰越 満福寺
私が感じる腰越状は何か物悲しい兄との別れの曲のように思える
腰越にあるレトロな和菓子屋
源義経の旅
岩手県平泉を尋ねたい
岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
仏教文化
中尊寺二階大堂に習い鎌倉に永福寺(二階堂)を建立する
松尾芭蕉と中尊寺
源義経が平泉で自害し、奥州藤原氏が滅亡。
1689年、松尾芭蕉が平泉を訪れる
衣川館があった丘にあがり句を詠む
「夏草や兵どもが夢の跡」
鎌倉北条氏が建てた金色堂を訪ね読んだ句
「五月雨の降り残してや光堂」
中尊寺ハス
源頼朝に滅ぼされた藤原泰衛の首桶から見つかった古代ハスが咲く中尊寺(泰衛蓮とも呼ばれている)
東北の祭り
平安絵巻
藤原祭り春・秋にある
源義経公東下り絵巻は、藤原氏三代の栄華を今に再現した全国的にも知られた祭事です。
春
「源義経公東下り行列」は、義経が兄頼朝より逃れて平泉に着いたとき、藤原秀衡公が喜んで自ら出迎え、民衆も歓喜したという情景を再現しています。義経公役には毎年、人気の芸能人が扮し、沿道を埋める観光客から大きな歓声が飛び交います。
秋
藤原四代公追善法要から始まり、中尊寺では稚児行列が花を添え、野外能楽堂では「中尊寺能」が奉納されます。又、毛越寺の浄土庭園では、優雅な「延年の舞」が舞われます。祭り中は中尊寺・毛越寺の境内で神楽などの郷土芸能も堪能することができます。
谷戸の風 組曲
https://www.youtube.com/watch?v=dEwnqJ3k_Hg
吉川久子さんは「谷戸の風」と言う曲も作曲されています。
春、夏、秋、冬
この曲は山内静夫氏の「谷戸の風」をヒントに吉川久子さんが作曲した曲です。
谷戸の風の音楽を聴きながら私は谷戸の風にのって1-7まで文章を書き上げました。
最近、名建築探しのページを作り始め、山内静夫氏の「谷戸の風」を読んでいるうちに、里見弴邸だとわかるようになりました。
「谷戸の風」の中から引用させて頂くことにしました。
われら昭和世代
私は大正14(1925)年の生まれ。大正15年は昭和元年であるから昭和の年代と私の生年月日は全く同じである。昭和の年代は従って非常にわかりやすかった。
生まれたばかりの1歳の時に父が初めて自分の家を鎌倉・西御門に建てた。洋風建築の大きな家で、その頃の西御門辺りでは目立つ豪邸だった。私はそこから二階堂の第二小学校へ通った。
西御門は鎌倉特有の谷戸で、谷戸の入り口の左側には鎌倉師範学校の大きな炊事場があって、朝早くから賑やかだった。
旧里見邸
神奈川県鎌倉市西御門1ー13ー10
*谷戸(やと・やつ)とは
鎌倉の地形は三方の山に囲まれ、南に相模湾が開けている。いくつものひだのような谷が入り組んでおり、こうした谷は谷戸と呼ばれ、古くから人々が生活を営んできた。
「扇ヶ谷」「犬懸ヶ谷」「比企ヶ谷」「松葉ヶ谷」「御谷」
それぞれの歴史と深い関わりを持っている。
かまくら谷戸の風
作:山内静夫
2001年に「谷戸の風」出版 山内静夫氏 76歳
映画「早春」など小津安二郎監督の晩年の作品を手掛けた映画プロデューサーで、鎌倉文学館館長などを務めた山内静夫氏は2021年に老衰で亡くなる。
山内静夫氏の父 里見弴
石川邸(旧里見弴邸)
この建物は、大正15年[和風別棟(書斎)は昭和4年]に作家里見弴の住宅として自ら設計に携わり建築された建物。
建築家ライトの造形を鎌倉にいち早く取り入れた建物で、閑静な住宅地の中、きわめて印象的な外観を持つ貴重な建物。
なお、和風別棟は、洋風建築物創建とほぼ同じ時期に建てられ、洋風建築物とマッチした景観を醸し出しているため一体のものとして指定しています。
「西御門サローネ」
現在この建物は、石川様から一級建築士事務所 studio acca がお借りし、集い、学び、語らうことのできる「大広間 = salone」となることを願って現在この建物は、石川様から一級建築士事務所 studio acca がお借りし、集い、学び、語らうことのできる「大広間 = salone」となることを願って「西御門サローネ」と称し、ご利用の門戸を開いています。貴重な建築資産を維持し、活用に努めるために、イベント企画、貸しスペースとして運営し、売上の一部は建物の維持修繕費に充てられています。と称し、ご利用の門戸を開いています。貴重な建築資産を維持し、活用に努めるために、イベント企画、貸しスペースとして運営し、売上の一部は建物の維持修繕費に充てられています。
*鎌倉名建築探しで尋ねたい邸宅です。
鎌倉の文学から学ぶ里見邸の門前
石碑
ラテン語で刻まれている言葉
この庭は起元後1954年より心を込めて設計されて、常に意を用いて手入れされ、その上にも今度を深く大切にされている。
鎌倉観光ではレトロなカフェと建築物
鎌倉名建築探し
↓
和風茶寮 扉
名づけ親 久保田万太郎(小説家、劇作家、俳人)
「古都鎌倉を訪れる多くの人たちを迎え入れる扉であれ」
扉
イワタ珈琲
時計台
牛乳店
鎌倉市長谷子ども会館
宮城県石巻市を訪ね、吉川久子さんのお父様が元東映のプロディーサーだったことが分かりましたので
石巻を尋ねて1に書きました。仮面ライダーBLAKの生みの親 故吉川進氏
仮面ライダーBLACK
鎌倉文士と松竹大船撮影所
1936年に松竹大船撮影所が開設
「日本のハリウッド」と呼ばれた。
2000年に松竹大船撮影所が閉鎖
谷戸の風谷戸の風の作者 山内静夫氏について
鎌倉文士として知られる里見弴の四男・山内静夫(1925- 2021)は1948年に松竹大船撮影所に入社、プロデューサーとして、小津安二郎監督の『早春』(1956)から遺作『秋刀魚の味』(1962)まで 6 作品を手がけました。
小津安二郎は、里見と公私にわたって親しく付き合い、その傍らにはいつも山内の姿があったといいます。小津亡き後も、山内は数々の映画の製作に携わりながら、同時に小津が世界的な巨匠として名を馳せていく過程で多大な貢献を果たしました。
松竹退社後も鎌倉の文化芸術振興に尽力し鎌倉を愛した文化人
2004年から2012年鎌倉文学館館長
2006年 鎌倉市芸術文化振興財団理事長
小津作品について
小津調と呼ばれる独特の映像世界
親子関係、家族の解体をテーマにしている
小津映画と山内静夫プロディーサー作品を見る
*「早春」1956年公開 山内静夫氏プロディーサーとして手がけた作品
「東京暮色」
*「彼岸花」1958年公開 山内静夫氏プロディーサーとして手がけた作品
「お早う」
*「秋日和」1960年公開 山内静夫氏プロディーサーとして手がけた作品
*「秋刀魚の味」1962年公開 山内静夫氏プロディーサーとして手がけた作品
「晩春」「麦秋」「「早春」「彼岸花」「浮草」「秋日和」「秋刀魚の味」「晩春」と季語が入っている作品が多い。
「小津安二郎の俳句」ー作 松岡ひでたか
小津映画作品
「晩春」1949年公開
「お茶漬けの味」1952年公開
「東京物語」1953年公開
「麦秋」1951年公開
「小小川家の秋」1961年公開
2022年5月
小津作品の映画観賞
映画監督 小津安二郎の代表作
「秋日和」「彼岸花」「秋刀魚の味」
「お茶漬けの味」「晩春」「東京物語」
*「山の音」監督:成瀬巳喜男(原節子 出演)
「小早川家の秋」
2022年5月17日
レンタルで
「秋日和」
1960年11月13日公開
監督 小津安二郎
原作 里見弴
主なキャスト
原節子、岡田奈莉、司葉子
左分利信、渡邉文、中村伸、笠智衆
映画の感想
女優の原節子さんを見れてよかったです。
原節子 日本映画を代表する女優
1920年6月17日-2015年9月5日
1962年 原節子最後の作品「「忠臣蔵 花の巻・雪の巻」
2022年5月19日
「山の音」の映画も観る
監督:成瀬巳喜男
川端康成の小説を映画化
「東京物語」
公開日1953年11月3日
監督:小津安二郎
出演:笠智衆、東山千栄子、原節子、杉村春子、山村聡。
尾道に住んでいる老夫婦が、東京に住む子供たちを尋ねにいく物語。
最後のシーンで私は自分の人生の最終を考えたくなる部分があった。
2022年5月13日
「彼岸花」
1958年公開
里見弴の小説を小津安二郎、野田高悟が脚色した映画
2022年5月24日
「秋刀魚の味」
1962年公開
2022年5月25日
「お茶漬けの味」
1952年の日本映画 大船作品
私自身はこの作品が好きでした。開放感を感じる作品
パチンコをやったり、競輪をやったり、宝塚歌劇団の代表曲「すみれの花〜〜〜咲く頃」の歌を歌ったり。自由な恋愛があったり。すれ違い夫婦が最後にお茶漬けを食べたシーンがほっとできた。
主なキャスト
左文利信。→松竹三羽鳥(上原謙、佐野周二)
木暮実千代
*雨宮アヤ役の淡島千景は41年に宝塚歌劇団で初舞台を踏み、娘役のトップスターとして活躍し、50年から松竹で映画デビュー第1回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞した女優。
山内静夫氏がプロディースした小津作品の映画。
*「早春」1956年公開
2022年6月4日に見る
小津安二郎 47作品目
制作:山内静夫
*「早春」レンタルで見る 淡島千景が主演
2022年6月15日
「麦秋」1951年公開
小津安二郎:監督
適齢期をすぎた紀子の結婚問題
女優、原節子と淡島千景の会話のシーンが良かった。
「小早川家の秋」
小津安二郎:監督
1961年公開
2022年6月26日に鑑賞
小津安二郎関連
*小津映画作品を見続けて読んだ本は「小津安二郎の食卓」
*「小津安二郎の俳句」ー作:松岡ひでたか
里見弴邸
「秋日和」
1960年11月13日公開
監督 小津安二郎
原作 里見弴
鎌倉 ひろみ
小津丼
文士が集まった店
里見弴はここのクリームコロッケが好きだった。
鎌倉 とんかつ屋 小満ち
川端康成、井上ひさしなどがひいきにした店
私の中の「谷戸の風」
この店でとんかつを食べてから里見弴→鎌倉文学館→山内静夫→谷戸の風→吉川久子→小津安二郎と続いてゆく
里見弴ー有島武郎ー有島生馬
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