バレエ絵本仙台版「くるみ割り人形」
*フジコ・ヘミングの音楽を聴きながら絵を描くのページを見て下さい。
脚本:渡邉順子
2021年 8月18 日
絵本デザインの本を購入
絵本制作基本マニュアルを参考にバレエ絵本を作ってみよう。
記憶に残る絵本
感動✖️意外性✖️インパクト
テーマは世界の平和
バレエ絵本「くるみ割り人形」
作曲:ピョートル・チャイコフスキー
原作:ドイツのETAホフマン
童話「くるみ割り人形とねずみの王様」1816年
フランス語に翻案されたアレクサンドル・デッマ・ペールによる童話「はしばみ割り物語」
あらすじ
2021年5月
8歳からバレエを習い。踊り続けてきたバレエ作品を絵本にしたい。
自分の中で新しいアイディアが浮かび、絵本を描きたいと思った。
バレエ絵本「くるみ割り人形」は一人、親子、集団で読んでほしい。
渡邉順子作:バレエ絵本「くるみ割り人形」は
登場人物が多い作品ですが主役はクララと言う少女。
ドロッセルマイヤー叔父さんはサンタクロースのような存在。
クリスマスの日にドロッセルマイヤー叔父さんがクララにくるみ割り人形をプレゼントする→夜中にネズミと兵隊の戦争が始まる。クララはスリッパをネズミの王様にぶつけるつもりだった。飼い猫の白にスリッパはぶつかり、飼い猫の白は化け猫になる。にゃーと叫んだ白猫の声に驚きネズミたちは退散。
くるみ割り人形は素敵な王子様に変身。
クララは王子様と一緒にお菓子の家に行き、世界中のお菓子を食べながら踊り続け、少女から大人の女性に成長していく。
白猫は最後に素敵なお姫様になり、くるみ割り人形と踊ります。
素敵なお姫様はクララ自身が成長した姿だったのかもしれません。
朝、目覚めるとトロッセルマイヤー叔父さんから頂いたくるみ割り人形と一緒にベットで寝ていました。
絵本の作り方は写真、コラージュを取り入れる予定。
アクリル絵の具、アクリルガッシュを使用する予定。
企画、アイディア
仙台版「くるみ割り人形」
ドロッセルマイヤーは伊達政宗がモデルのサンタクロース
飼い猫のシロはさ三回化ける→クレーが描いた猫、葦笛の踊りでフルートを吹く猫→金平糖のお姫様
バレリーナと王子は影絵で描く
フィナーレは仙台七夕の舞台装置
見開きで作る絵本
- 企画、アイディアを出す
- ラフスケッチを描く
- 素材を準備する
- 着彩する
- 製本する
- 仕上がり
多胡版「くるみ割り人形」のプロブラムを引用する
福田一雄紹介
バレエ指揮の草分け・バレエ音楽の第一人者として活躍を続けるマエストロ。
ポールヴィノグラドフに師事
ポーランド生まれのオーストラリア人、モスクワ音楽院の教授も務めたピアニストで、後年は日本で過ごして多くの日本人音楽家を育てた。「題名のない音楽会」の指揮者 福田一雄氏とかもその一人とネットに書かれていた。
私が多胡版のくるみ割り人形に出演した時の指揮者が福田一雄先生で福田先生だった。
チャイコフスキーの音楽について
チャイコフスキーのくるみ割り人形の
アラビアの踊り、次の中国の踊りよりアラビアの踊りのテンポより遅いと指定してある。
アラビアの踊りは現在、よく踊られているテンポの3倍近く速い踊で踊られていたらしい。
振付家のプティパのコーヒーの踊りの国はイエメン国。
そりゃー支倉常長だって、スペインに行き飲んだコーヒーはイエメンコーヒーだと言われているからね。
プティパだってイエメン国のコーヒーをイメージするだろう。
「くるみ割り人形」のアラビアの踊りを振付した。
ダンスカナガワフェスティバル
渡邉順子
多胡版「くるみ割り人形」のプロブラムに書かれていた福田一雄先生コメント
福田一雄
音楽監督
福田–雄
Kazuo Fukuda
東京生まれ。5歳より絶対音感早期教育を受け、ビアノをポール・ヴィノグラドフ(モスクワ音楽院教授)に事。1957年、読売ホールにおいて「バレエ音楽の夕べ」を企画し、日本フィルハーモニー交響楽団を指揮し、指揮者としてデビューした。「世界の音楽」
(NHK)、「題名のない音楽会」(テレビ朝日系)の指揮者として国内外のソリストと共演。「白雪姫」「みにくいアヒルの子」など子供のためのバレエの作曲を手掛ける。多方面にわたる音楽活動のうち、ライフワークとして関わってきたのがバレエ音楽の研究である。長年、多くのバレエ団との指揮活動のほか、バレ工音楽の歴史および複雑多にわたる楽
誰の整理と寛集を行い、バレエ界に多大な貢献をしている。日本に於けるバレ工音楽の神様と言われている。
シアターオーケストラトーキョー音楽監督。
新国立劇場バレエ研究所講師。受賞歴は舞
新ペンクラブ賞、橘秋子特別。著書に「バレエの情景」がある。
「くるみ割り人形の音楽的考察と多湖寿伯子版についてV』
福田一雄
“あし笛の踊り”は、フランス語の原題(プティパはロシア語を使わず、すべてフランス語で通した)は「Danse desmirlitons」となっていて、フランス語の辞書には先ず“あし”と訳があるが、フランスのお菓子の俗名とも書いてあります。ブティパはこの隠れた意味を知って題名をつけたのではないでしょうか。
多湖さんがマッシュルーム・ダンスにしたその感性に驚きました。“中国の踊り”は、プティパはチャイコフスキーへの音楽注文書で、三拍子で34小節と書いてありますが、チャイコフスキーはあえてこれを四拍子の曲で作曲しました。もともと中国の民族音楽には三拍子は存在しません。プティパは中国の民族的な音楽などはじめから眼中になかったと思われます。
第2幕のデイヴェルティスマンでは、植民地の南米からはじめて、チョコレート(今のような固型ではなく、飲み物として)がスペインに伝わった事で、民族音楽としてのボレロのリズムで作曲され、トレパックがロシアの民族音楽のリズムで作曲されている以外、いずれも、その国の音楽の雰囲気は考えていなかったようです。
“アラビアの踊り”にいたっては、プティパはイエメンの国の雰囲気(コーヒーが初めてイエメンで知られるようになった)としていますが、チャイコフスキーは楽譜にCommodo(♪=144)と指定していて、現在よく踊られるテンポの3倍近い速いテンポが指定してあり、他の曲と同じく2分弱で一気同成にいく曲が、チャイコフスキーの頭の中にあったようで、次の“中国の踊り”は“アラビアの踊り”より遅いテンポに指定してあります。(私はいつの日かこのアラビアの踊りをチャイコフスキーの指定通り速いテンポで演奏したいと思います==全く異なった感じになるでしょう==)
今回私は、約3週間、海外にいってきました。ドイツのハンブルグ、ベルリン、イギリスのロンドン、フランスのパリなどで貴重な音楽の資料、特に楽譜を手に入れる事が出来ましたが、序にロシアに於けるバランシン、パリに於けるバランシンの資料も手に入れましたが、バランシンはそのキャリアから半分音楽家だった事が彼の振付の音楽性を際立たせている反面、その音楽のもつ物語性や起承転結に欠ける面を感じます。
私が多さんの「くるみ割り人形』について以前感じたことは、バレエの指揮を始めて(1956年頃)もう55年間で、「くるみ割り人形」についてはワイノーネンのコピー版や、ジャック・カーター版、ロイヤルバレエ団版のコピー、プティパ版の復活版風のもの、ニューヨーク・シティ版(バランシン)のコピー、アメリカン・バレエ・シアター(バルシニコフ)版、などに複数の変型版を含めて世界のほとんどのヴァージョンを振ってきた中で、多胡版は独自の版として、世界最高のものと思っています。中でも、年末、ヨーロッパでX’masシーズンに「くるみ割り人形」と同じ位よく上演されるオペラ「ヘンゼルとグレーテル」のエピソードを入れた所は絶品と言わざるを得ないでしょう。
*2018年から仙台版「くるみ割り人形」のイラストを考えるようになる。
2021年 制作を中断する。
2021年5月から11月まで作成する
Mitaの絵本制作に入る。
2023年
絵本の見本品を作る
くるみ割り人形 絵本作り
絵本作
バレエ仙台版「くるみ割り人形」絵本
*フジコ・ヘミングの音楽を聴きながら絵を描くのページを見て下さい。
谷桃子バレエ団「くるみ割り人形」のプログラムにバレエ評論家の故大野博大氏が書かれている文章を引用します。
1961年にチャイコフスキー記念東京バレエ学校、ボリショイ・バレエによる日ソ合同バレエ公演が行われ、メッセレルとワリラーモフの振付による「くるみ割り人形」が上演された。東京文化会館を皮切りに、大阪、福岡、八幡、長野、浜松、仙台、札幌など、日本各地を巡演する大公演。
メッセレルとワルラーモフが教えてくれた「くるみ割り人形」は谷桃子バレエ団にとっても大きなプレゼントとなった。評論家:故大野博大
私自身も私が出演した1992年の谷バレエ団の「くるみ割り人形」の振付が新演出になったということで見に行きました。メッセレルとワルラーモフが教えてくれた「くるみ割り人形」の振付がところどころ似ている部分がり、懐かしい部分もありました。
渡邉順子
谷桃子バレエ団公演に出演した記録
平成4 年(1993年) 10月26日から「くるみ割り人形」のリハーサルが始まる
11月15日わらび市「くるみ割り人形」に出演(会館主催)
11月16日えびな市「くるみ割り人形」に出演(学校公演)
11月18日新春公演「ドン・キホーテ」のリハーサルが始まる
12月3日「くるみ割り人形」のリハーサル始まる
12月13日小川町で「くるみ割り人形」に出演(会館主催)
平成5年(1994年)1月8日川口総合文化センター「ドン・キホーテ」出演
9・10日簡易保険ホール「ドン・キホーテ」出演
7月18日 「くるみ割り人形」ハイライツ ニューフィル千葉定期公演
8月5・6日第33回生徒発表会 白鳥の湖 第3幕に出演 高等科
*ダンスカナガワフェスティバルにて「くるみ割り人形」アラビアの踊りを振付して踊る
ダンスカナガワフェスティバル2010年〜2015年
多胡版「くるみ割り人形」
1幕1場クララの家
クリスマス・パーティーに招かれる親子連れがクララの大広間に集まってきます。
クリスマスツリーの絵(くるみ割り人形のバレエを始めて見る子たちの顔を描いてみました。)
1幕2場に登場するコロンビーヌのパドドゥの踊り。
くるみ割り人形をドロッセルマイヤーが取り出すシーンの絵
おもちゃの兵隊とねずみの戦い
くるみ割り人形とねずみの王様の戦いのシーン
ねずみの王様にクララがスリッパを投げるシーン→クララの友達(白猫)のおでこにぶつかる→白猫が化け猫になる。
雪の国
多胡先生の恩師ロイ・トバァイアス氏が故ジョージ・バランシンが設立したニューヨーク・シティ・バレエ団のソリストだった経歴があるため。雪のシーンの絵はニューヨーク・シティ・バレエ団の振付に似せて書きます。
第 2 幕
チョコレートの踊り
日本人として始めてチョコレートを食べた支倉常長についても勉強しました。
2023年 不思議なくるみ割り人形
絵本の絵のみ描き始める
2021年作成「くるみわり人形」
2021年作品
2022 年
眠りの森の美女より
「花のワルツ」の曲」を聴きながら作った作品
2023年
宮沢賢治の世界
星めぐりの歌の曲を聴きながら
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