センダード(仙台)からイーハトーブ(岩手)への旅

センダート(仙台)からイーハトーブ(岩手)への旅

宮沢賢治と仙台

素顔の宮澤賢治
 板谷栄城:作

「素顔の宮沢賢治」と言う本を大河原で購入したのは2023年4月1日の事だった。

宮城の「白鳥伝説」を知るために私は大高山にある神社を訪ねることにした。

仙台「白鳥」(宮城 白鳥伝説)

その日は仙台駅から北白川駅まで行き大高山まで歩き、白鳥神社を眺め、白石川の土手の桜並木を歩き続けた。

「白鳥到来の地」の場所も分かり、私は途中から桜並木を歩く事を止め、大河原の町並を見ながら大河原駅に行き、仙台に帰った。

蔵の店にほんのわずかの古本が置かれていた。

「素顔の宮沢賢治」定価は¥1800だったけれど¥700ぐらいで買った。

蔵のお店の前で宮沢賢治の古本を買う

素顔の宮沢賢治の本を書いた作家:板谷栄城(いたやえいき)

1928年東京生まれ 本名:英紀

 

宮沢賢治の本を色々書いていた。

著者:宮沢賢治の喜怒哀寂(ケンジブックシリーズ)

宮沢賢治 美しい幻想感覚の世界(ケンジブック)

宮沢賢治宝石の図誌

宮沢賢治の見た心像

宮沢賢治の短歌のような

宮沢賢治の喜怒哀寂 (ケンジブックシリーズ)

宮沢賢治 美しい幻想感覚の世界 (ケンジ・ブック)

宮沢賢治 宝石の図誌

宮沢賢治の見た心象―田園の風と光の中から (NHKブックス)

宮沢賢治の、短歌のような―幻想感覚を読み解く (NHKブックス)

「素顔の宮沢賢治」の本に書かれている仙台の丸善

1916年(大正5年)丸善 仙台支店開設

宮澤賢治1896年ー1933年 日本の詩人、童話作家

宮沢賢治が生前、仙台の一番町にある丸善にも訪ねたことがあると「素顔の宮沢賢治」に書かれていた。

仙台の一番町から2002年(平成14年)に丸善仙台支店が仙台アエル店に開設した。

久しぶりに2023年4月27日 丸善アエル店を訪ねる

仙台アエル

丸善のパスター

丸善のカバーをつけた本

荒地の家族の本を購入

佐藤厚志:作サイン入り

佐藤厚志プロフィール

1982年宮城県仙台市生まれ。

東北学院大学文学部英文学科卒業。仙台市在住、丸善 仙台アエル店勤務。

2017年第49回新潮新人賞を「蛇沼」で受賞。2020年第3回仙台短編文学賞大賞を「境界の円居(まどい)」で受賞。2021年「象の皮膚」が第34回三島由紀夫賞候補。2023年「荒地の家族」で第168回芥川龍之介賞を受賞。これまでの著作に『象の皮膚』(新潮社刊)がある。

作家の佐藤厚志さんが仙台アエル店勤務なのでサイン入りの本が買える事は嬉しい事です。

 

銀河鉄道の父

門井 慶喜

第158回直木賞受賞作

 

 

銀河鉄道の父

銀河街道の父

明治29年(1896年)、岩手県花巻に生まれた宮沢賢治は、昭和8年(1933年)に亡くなるまで、主に東京と花巻を行き来しながら多数の詩や童話を創作した。
賢治の生家は祖父の代から富裕な質屋であり、長男である彼は本来なら家を継ぐ立場だが、賢治は学問の道を進み、後には教師や技師として地元に貢献しながら、創作に情熱を注ぎ続けた。
地元の名士であり、熱心な浄土真宗信者でもあった賢治の父・政次郎は、このユニークな息子をいかに育て上げたのか。
父の信念とは異なる信仰への目覚めや最愛の妹トシとの死別など、決して長くはないが紆余曲折に満ちた宮沢賢治の生涯を、父・政次郎の視点から描く、気鋭作家の意欲作。

<本の内容紹介>

第158回直木賞受賞作、待望の文庫化!

『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』など数多くの傑作を残してきた宮沢賢治。
清貧なイメージで知られる彼だが、その父・政次郎の目を通して語られる彼はひと味違う。
家業の質屋は継ぎたがらず、「本を買いたい」「製飴工場をつくってみたい」など理由をつけては、政次郎に金を無心する始末。

普通の父親なら、愛想を尽かしてしまうところ。
しかし、そんなドラ息子の賢治でも、政次郎は愛想を尽かさずに、ただ見守り続ける。
その裏には、厳しくも優しい“父の愛”があった。やがて、賢治は作家としての活動を始めていくことになるが――。

天才・宮沢賢治を、父の目線から描いた究極の一冊。

 

宮沢賢治 プロフィール

*JUNブログにある「宮沢賢治の世界」・「ショパンの音楽を聴きながら」にリンク貼りました。

宮沢賢治の世界

「ショパンの音楽を聴きながら」第1章

 

(1896-1933)明治29年、岩手県花巻生れ。盛岡高等農林学校卒。

富商の長男。日蓮宗徒。1921(大正10)年から5年間、花巻農学校教諭。中学時代からの山野跋渉が、彼の文学の礎となった。教え子との交流を通じ岩手県農民の現実を知り、羅須地人協会を設立、農業技術指導、レコードコンサートの開催など、農民の生活向上をめざし粉骨砕身するが、理想かなわぬまま過労で肺結核が悪化、最後の5年は病床で、作品の創作や改稿を行った。生前刊行されたのは、詩集『春と修羅』童話集『注文の多い料理店』(1924)のみ。

宮沢賢治が書いた

「春と修羅」

宮沢賢治の制作した口語詩。心象スケッチ集。
賢治の生前に唯一刊行された詩集として知られる。
宗教性と宇宙的感覚とが交響する世界を、独創的な語法でうたう。
賢治は自分を修羅として感じている。
修羅はインドの仏教文化の中でアスラと呼ばれ、
仏教の神と戦って地下世界へ追いやられた堕天使としてイメージされている。
賢治が捕らえていた修羅の姿とは、煩悩にさいなまれている姿である―。

妹トシの臨終『永訣の朝』一連が最も有名。
詩人草野心平に日本詩壇の天才と言わしめた詩集。

春と修羅
宮沢賢治

私が持っているのは「宮沢賢治の詩集」

 

童話「注文の多い料理店」復元本

復元された本
注文の多い料理店

 

JUNオススメ本

宮沢賢治の童話の世界がわかるには「イーハトーブロマン」の本を読みとわかると思います。図書館で借りる。

イーハトーブロマン
宮沢賢治の世界

宮沢賢治の映画・DVD

映画 銀河鉄道の父

2023年5月5日公開日

5月1o日 映画の日に見る

銀河鉄道の父

銀河鉄道の父 解説とキャスト

解説

小説家・門井慶喜が宮沢賢治の父である政次郎を主人公に究極の家族愛をつづった直木賞受賞作「銀河鉄道の父」を、「八日目の蝉」「いのちの停車場」の成島出監督のメガホンで映画化。

岩手県で質屋を営む宮沢政次郎の長男・賢治は家業を継ぐ立場でありながら、適当な理由をつけてはそれを拒んでいた。学校卒業後は農業大学への進学や人工宝石の製造、宗教への傾倒と我が道を突き進む賢治に対し、政次郎は厳格な父親であろうと努めるもつい甘やかしてしまう。やがて、妹・トシの病気をきっかけに筆を執る賢治だったが……。

役所広司が政次郎役で主演を務め、長男・賢治を菅田将暉、賢治の妹・トシを森七菜、母・イチを坂井真紀、祖父・喜助を田中泯、弟・清六を豊田裕大がそれぞれ演じる。「かぐや姫の物語」「この道」の坂口理子が脚本を担当。

解説 門井慶喜による第158回直木賞受賞作『銀河鉄道の父』を映画化した、親子愛の物語。

2023年に没後90年を迎える文豪・宮沢賢治の生涯を、父親の視点から家族をめぐる物語として描き出す。

主題歌はいきものがかりの“STAR”。

 

 

 

 

宮沢賢治の食卓

 

宮沢賢治の食卓 あらすじ

大正10年、青年・宮沢賢治(鈴木亮平)は花巻の実家から東京へ家出していた。その間も、心を捉えて離さないのは最愛の妹・トシ(石橋杏奈)のこと。ある日、実家からトシの大病をほのめかす電報が届く。急ぎ帰郷するが、大事はなさそうなトシ。電報は、家業を継がせたい父・政次郎(平田満)のはかりごとで、母・イチ(神野三鈴)もケロリとしたもの。久々に帰郷したものの打ち込むべきことが見つからない賢治だったが、土産代わりにコロッケを家族に振る舞い喜ばれたことをきっかけに、”幸せを分かち合うこと”こそが自らの理想とする生き方だと気付く。農学校教師の職を得て、その理想を生徒たちに伝えていくことになる賢治。音楽教師の嘉藤治(山崎育三郎)、いとしの君・ヤス(市川実日子)とのかけがえのない出会いにも恵まれる。しかしその一方、回復するかに思われたトシの体調が徐々に深刻な状態になりつつあることを、賢治はまだ知らなかった…。

 

 

宮沢賢治 銀河への旅

内容紹介

宮沢賢治が自らの作品に潜ませたメッセージとは何だったのか。
賢治の創作の原点、知られざる葛藤と苦悩とは。
「銀河鉄道の夜」に託した賢治の秘めた想いをひもといてゆく。

宮沢賢治には、生涯をかけて愛した同い年の男性がいた。
「風の又三郎」「銀河鉄道の夜」などの代表作誕生の背景に、一人の男性との深い交流が明らかになる。
残された賢治の手紙、ノート、資料などを改めて読み解くと、新たな賢治像が、驚きとともに浮き彫りになってくる。
岩手の四季折々の景色や、ドラマを織り交ぜながら、賢治の心の風景に迫る。

【出演】中川光男 鹿野宗健
【ナレーション】斉藤茂一 松下由樹
【ディレクター】今野 勉
【プロデューサー】藤村恵子 大井徳三
【制作統括】小山好晴 松永真一 矢吹寿秀
【特典映像】「宮沢賢治 銀河への旅」 より「永訣の朝」(15分)

○2019年2月 NHKEテレで放送

宮沢賢治の銀河世界

内容

【貴重DVD】宮沢賢治の銀河世界-賢治の素顔が見えてくる- <対談>宮沢和樹・鍋島直樹 方丈堂出版

賢治童話の本

賢治童話の本の中にあったチェロ

賢治の星座早見

 

訪ねたい場所

林風舎

林風舎 <花巻駅(東北本線)より徒歩3分)
オーナーは、宮沢賢治の弟清六の孫の宮沢和樹

〒025-0092
岩手県花巻市大通1丁目3-4
TEL 0198-22-7010
FAX 0198-24-4101

●営業時間/午前10時~午後6時
●定休日/毎週木曜日

JUNブログに書いている宮沢賢治関連

宮沢賢治の世界

松尾芭蕉を探す小さいな旅

JUNの仙台自由時間 2023年2月

JUNの仙台自由時間 2023年1月

「ショパンの音楽を聴きながら」第1章

お茶とおにぎり(映画鑑賞記録)

 

宮沢賢治と小岩井牛乳

小岩井農場のHPには

「何度も小岩井農場を訪れたといわれる宮沢賢治。賢治さんになりきったつもりで、賢治さんと同じ目線で小岩井農場をお楽しみください。」と書かれていた。

私も35年前に友達と小岩井農場の近くにあるペンションに一泊した思い出がありました。

またいつか行きたい小岩井農場

 

小岩井農場

宮沢賢治

 

パート 1の部分と

パート 3を引用する。

パート3でやっと小岩井農場につく詩が書かれている。

 

山ではふしぎに風がふいてゐる

嫩葉(わかば)がさまざまひるがへる

ずうつと遠くのくらいとこでは

鶯もごろごろごろごろ啼いてゐる

その透明な群青のうぐひすが

(ほんたうの鶯の方はドイツ読本の

ハンスがうぐひすでないよと云つた)

馬車はずんずん遠くなる

大きくゆれるしはねあがる

パート 3

もう入口だ小岩井農場

(いつものとほりだ)

()んだ野ばらやあけびのやぶ

もの売りきのことりお断り申し候

(いつものとほりだ ぢき医院もある)

禁猟区ふんいつものとほりだ。

小さな沢と青い木だち

沢では水が暗くそして鈍(にぶ)つてゐる

また鉄ゼルの青い蛍光

向ふの畑(はたけ)には白樺もある

白樺は好摩(こうま)からむかふですなといつかおれは羽田県視学に言ってみた

ここらはよつぽど高いから

やつぱり好摩にあたるのだ

いったいどうだこの鳥の声

なんといふたくさんの鳥だ

鳥の学校にきたやうだ

雨のやうだし湧いてるやうだ

居る居る鳥がいつぱいにゐる

なんといふ数だ鳴く鳴く鳴く

Rondo Capriccioso

 

 

仙台で買える小岩井の牛乳200mlはコンビニ、自動販売機ではリンゴジュースやミルクとコーヒーが買えます。

東北限定牛乳もスーパーで購入できる

 

仙台で飲む小岩牛乳

東北限定
小岩井牛乳
1000ml

 

ミルクとコーヒー撮影:仙台

ミルクとコーヒー
撮影:仙台

 

小岩井のリンゴジュース 撮影:仙台

熊のキャップ可愛い

 

いつも持ち歩いている本

「宮沢賢治童話集」

雁の童子・カイロ団長・よだかの星・やまなし・フランドン農学校の豚・猫の事務所(ある小さい官衙に関する幻想)・なめとこ山の熊・注文の多い料理店・セロ弾きのゴージュ・ビジテリアン大祭の童話が書かれている。

 

 

宮沢賢治
童話集

宮沢賢治の詩集

宮沢賢治
詩集

 

渡邉順子 執筆活動

1990年6月 コスモス文学新人賞 現代詩部門「楽屋」で佳作を受賞する。

ノンフィクション部門「ダンサーに憧れて」で入選。

1990年は友達と鶴岡八幡宮、鎌倉文学館、七里ヶ浜にあったエリアナ・パブロワ館を訪ねた年でした。

プリセツカヤの叔母さんにあたるメッセレル先生との出会い

1984827

盛岡の黒沢智子バレエ研究所でメッセレル先生の講習会が開催された1984年から18年間、メッセレル先生をバレエの師とし尊敬し、

原稿を書いていました。

第14回新風舎出版

ノンフィクション部門に公募し2次を通過し、出版までは行きませんでしたが、1990年から書き続けた原稿を本にしたいと思うようになりました。

JUNブログには「谷戸の風にのって」「ブルーな鎌倉」「しらとり」と言うページに私が学んだバレエの世界を書いています。

谷戸の風にのって 2020年

2022年「ブルーな鎌倉」

しらとり 2023年

いつか自費出版したいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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