『瀕死の白鳥物語9』

バレエ入門 三浦雅士 を読みながら谷桃子先生を語る。  

 

谷桃子先生というバレリーナを説明する時にどんな本を参考に説明しょうか?と考えました。

 劇場に出掛け、舞台上で舞うバレリーナを見る時の私は片思いの相手を見に行くように気持ちになります。私はお辞儀する往年のプリマバレリーナの姿を見るために谷桃子バレエ団公演を見続けたバレエファンでした「まるで片思いの相手ですがそれもまたバレエの魅力のひとつです。」バレエ入門

この章が少しでも谷桃子先生について知って頂ければ幸いです。

私は谷桃子先生の写真を見ながらバレエを学んでいました。谷先生が踊られたジゼル写真は結婚式の花嫁さんのように思えました。

バレエ入門には「ジぜル」ついてこう書かれています。

「ジゼル」はハインリッヒ・ハイネのスラヴ民話の紹介に想を得たと言えます。ハイネの文章は「流刑の神々」という表題のもとに邦訳も刊行されていますが、踊りの好きな女の子が結婚を前にして死ぬと、天国に行ききれずに幽霊になって、夜な夜な現れては森のなかで踊り狂い、たまたま通りかかった若者を餌食にして、死にいたるまで踊らせるという。

 

谷桃子バレエ団の上演する「ジゼル」の公演は幾度くなく見に行きましたが、谷先生は1974年「ジゼル」で舞台を引退されました。私が谷桃子バレエ団の「ジゼル」を見に行くようになったのは1987年からで、ジゼルは妖精と言うより幽霊ですから冷たいイメージがありますが、愛の力でアルブレヒトを命を助けたのですから日本で言えば菩薩様のような部分も持っているのではないかと解釈しました。「バレリーナ谷桃子物語」作者小林進と言う本に谷桃子先生のジゼルについてこうかかれています。「能面のイメージで踊ってみたいの。」「ジゼル役で自分の芸を確立できるかもしれない。」

バレエ入門にはダンスは人を無我夢中にさせます。と書かれています。谷先生のジゼルを劇場で観たら、自分自身もジゼルを踊ってみたいと思ったかもしれません。私の場合は「瀕死の白鳥」の写真に憧れを感じ谷桃子先生の指導で「瀕死の白鳥」を踊りました。

バレエ入門には舞踊は人間の生と死にかかわるもの。

「ジゼル」と言うバレエ作品も生と死ですが「瀕死の白鳥」も同じです。

「瀕死の白鳥」は生と死をわずかな時間で表現している作品です。

妊娠中毒症になり母子ともに危険な状態での出産。生と死を自ら経験し、JUNバレエスクールを開設してからの私は骨髄バンク推進運動のチャリティーコンサート「命のつどい」で瀕死の白鳥を10年間、踊り続けました。

渡邉順子の「瀕死の白鳥」の原点は谷桃子先生の指導あっての「瀕死の白鳥」だと思っています。谷桃子先生から学んだ映像を見ながら説明していきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

ジゼルと言えば谷桃子 谷桃子と言えばジゼル

私にとって憧れ続けたプリマバレリーナでした。

 

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